脱せっけんでスベスベな肌へ

からだの皮膚も頭皮と基本的には同じ構造をしていますから、界面活性剤であるせっけんをやめて、水だけで洗うようになれば、全身の肌がより健康に、より美しくなることは明らかです。実際、私のまわりでも、脱・シャンプーに成功した方たちの大半が、水洗髪の心地よさと爽快さに目覚め、すっかり魅了されて、その自然な流れの中で、同じく界面活性剤であるせっけんをやめて、水だけでからだを洗う生活を実践するようになりました。シャンプーをやめ、次にせっけんもやめれば、界面活性剤という化学物質にふれる機会がさらに大幅に減ることになり、それだけ健康で快適な日々が送れるようになるはずです。かくいう私もこの7年間、シャンプーだけでなく、からだにもせっけんをいっさい使っていません。水のみで洗いつづけているのです。シャワーをさっと浴びるだけですから、洗髪も含めてわずか2~3分で終わります。カラスもびっくりの短時間入浴です。1章でお話ししたように、私はひどいアレルギー体質で、合成洗剤で洗濯した手術着を着ると、ひどいかぶれを起こして、手術に支障をきたしかねないほどでした。このようなアレルギー反応の起きる一因が、肌の乾燥です。
です。肌が乾燥していると、皮膚のバリア機能も失われていますので、洗剤の成分が肌の中に入ってきて、アレルギー反応を起こすのです。肌を乾燥させ、バリア機能を破壊するいちばんの原因は何か。ボディシャンプーや化粧せっけんなどのせっけんです。その強い洗浄力が皮膚のバリア機能をこわすわけですから、せっけんをやめさえすれば、バリア機能は守られて、肌も乾燥しなくてすむはずです。というわけで、理論に基づいてシャンプーをやめたのを機に、からだも脱・せっけんの、「水だけ洗い」に挑戦することにしたのです。まだいけるぞ、まだいけるぞ、と1日延ばしにしているうちに7年たっていたのは、シャンプー断ちと同じですが、からだのせっけん断ちは、シャンプー断ちに比べると、はるかにラクで簡単でした。におうのではと、心配になることはあっても、頭のようにベタついたり、オイリーになったりという実害はほとんどありませんでした。汗をかいた日に、汗臭いのは、せっけんで洗っていたときも同じです。7年間もせっけんで洗っていないのに、私のからだはとくににおうということはないようです。ニオイは自分ではわからないものですから、妻やクリニックのスタッフたちには、におったらすぐに注意してくれるように頼んでいますが、よほど汗をかいたときに警告されるくらいで、ふだんはほとんど問題ないようです。

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